2017年
2月
22日
水
成績が上がる人とそうでない人の違い
中学生の学年末テストも終わり、テスト返しが始まっています。
そんな時期だからこそ、この話です。
「結局、成績が上がる人と上がらない人の違いは何か?」
生まれ持った適性によって、伸びやすい科目・伸びが鈍い科目があるのは
多少やむを得ないところではありますが、中学生くらいではそれほど差がつかない
はずなのです。・・・が、テストの得点を見ると激しい差があるのが現実です。
この業界で10年程度の若造が言うと諸先輩方からお𠮟りを受けるかもしれませんが、
あえて書いておこうと思います。
概して、伸びる人は素直に指示を実行し、遅刻・欠席・忘れ物が少ないです。
「なんだ、それくらいのことか。」と言われてしまうかもしれませんが、
成績上位層の人たちは素直に指示を守り、時間も正確に行動してくれます。
逆に、成績がパッとしない人ほど、様々な理由(=屁理屈)をつけて、やるべきこと、
やらなくてはならないことをやりません。
また、こちらの指示に対して
「でも、なんでそんなことやらなきゃいけないの?」
「それやるの?でも、めんどくせぇなぁ。」
「でも、忙しいからできないよ(ゲームで忙しい)」
といった言葉が最初に出てきます。彼らの言葉に多く含まれるフレーズは
「いや・でも・だって」
この言葉です。そして、とにかく忘れ物が多い。宿題やテキスト、ノートに筆記用具。
年間で数えたらいったい何十回忘れるんだろう、というくらい忘れ物をします。
彼らには自覚症状がないことがほとんどなので、試しにカウントしてあげると
「いや、オレ(私)そんなに忘れてないし。」
などと言い始めます。過去には、忘れ物回数チェック表を作成してカウントしたものを
見せた直後に破り捨てた猛者もいました。だいたいサボっているから詰められる訳ですが、彼らは「絶対に自分は悪くない」という謎のオーラをまとっています。
成績を上げたいと思うならば、教科担当者であれ、部活動の顧問の先生であれ、
指導者の指示を素直に守り、時間厳守で忘れ物を0にすること。
これだけで塾の月謝が不要になるかもしれません。
(自分の首を絞めている気がしますが、公立の中学生で学年20~30番程度で
よいならば、これだけで十分かもしれません。)
かなり過激な内容を書いてきましたが、この3年程度の様子を見ていても江南や
西春レベルの高校に進学された生徒さんを見ていると、やはり遅刻・欠席・忘れ物は
皆無に等しいレベルです。
例えば、忘れ物の回数は中学校3年間で忘れ物0回~1回の人がほとんどです。
欠席もインフルエンザによる出席停止くらいです。
遅刻は病院での怪我の治療が長引いたケースくらいです。
上位にいる人たちは当たり前のことを当たり前にこなしている
当たり前のことをどのように扱っているか、が分かれ目の1つかもしれません。
2017年
2月
16日
木
やるべきことをやる
今回はタイトルそのままの内容です。
昨日から中学生の学年末テストが始まっていますが、課題の取り組み方に
大きな違いがみられます。
テストの1日・2日前になって学校のワークを必死に埋めている人(これは勉強とは
言いません。極めて質の悪いコピー作業です。インク・時間の無駄です。)
は話になりませんが、意外と同志会のワークやら、テスト対策プリントやらが
終わっていないという生徒も多い様子です。
ただ、「テスト対策プリントが終わっていない生徒」にも3種類のパターンが
存在しています。
① テスト直前の総仕上げに使いたいから、あえてまとめページを残してある。
② 単純に終わらなくて、必死にやっている。
③ その他
テストが返却されるのを待つまでもなく、結果は明らかです。
テストが終わると、個票が返却され、順位も出ます。毎回上位にいる人や、入塾後
一気に成績を上げた人は①のパターンです。(もちろん、とっくに対策プリントを
終了して、おかわりを取りに来る人もいます。)
②の人は、入塾後日が浅く、テスト勉強の仕方を現在進行形で学習中の人や、直前に
インフルエンザ等でKOされていた人がほとんどです。
これは不可抗力。やむを得ないところです。次回から頑張ってくれればOKです。
そして、恐ろしいことに③の方々。あらかじめやらなくてはいけない内容を知っており、
その上で「やっていない」人が一部おります。
2週間以上前から告知されており、やる時間も十分にあったにもかかわらず、学校の
ワークを今頃やっている人。(しかも、まだ1回目。同志会は3回やることを知らない
とは言わせません。)
一体、何をお考えでしょうか?
直前にちょろっとワークの答えを写すだけで「自分は勉強した」とか寝言を全力で
言われましても、ウチではどうしようもございません。
「同志会に行けば成績が上がる」なんて便利なことはありません。通っていただいて、
こちらの提示する演習プランをこなしていただくことで成績が上がるのです。
自分のサボりを棚に上げて、「○○は頭がいいから。」と。
ハイハイ。他の真面目にやっている塾生に迷惑ですからね。
新年度に向けて新しい塾を探すのにはちょうどいい時期だと思いますよ。
テスト勉強を必死にやっている他の人の迷惑だということすら分からず、急に友達に
話しかける人、シャーペンを分解しては組み立てて落とし、無駄に音を立てて
みんなの集中力を奪う人、悪いけどね
みんな君ほど暇じゃないんだ。
同志会の塾生はみんな知っていると思いますが、もう一度伝えておきますね。
ここの塾長は常に本気で言っています。やりたくない人には向かない塾です。
やる気があって、上を目指す人にのみ快適な塾です。そして、塾長は常に
「やる気のある人」の味方です。ダラダラしたい人の敵です。
年度末のワーク類の提出を見てからですが、「やる気のない人」には面談を実施させて
いただく予定です。
2017年
2月
14日
火
私立入試結果
明日から学年末テストという日ですが、今日はあえて私立入試結果についてです。
年明けから3年生たちが「日曜も教室開けてよ!」と切実に訴え始めて1か月。
過去問を問いては「うおぉぉ、合格点に全く届かん!!」と言っていた彼らが
結果を出してくれました。
結果を見るまでは「受かる気がしない」とか「やばい、俺のメンタル豆腐だから」
なんて言っていましたが、なんだかんだ合格を勝ち取ってきてくれました。
入試前日に大宰府のお守り(桐の箱入り)を箱ごと机から落とした少年も
無事合格しており、ホッと一安心です。
あとは来月の合格祝賀会に全員で行けるように、ビシビシいきたいと思います。
2017年
2月
12日
日
大学受験
同志会で高校受験をクリアして、その後も自習に来てくれていた高校3年生たちが
先日から大学受験の結果報告に来てくれています。
希望の私大に合格し、「ホッとした」と言って顔を出してくれています。
「いやぁ~、やっとあの高校ともおさらばできるぜ~」
なんて過激なコメントもありましたが、無事合格なによりです。
入学手続き等で忙しい中、顔を出してくれた卒塾生たち、ありがとう。
国公立の入試に向けて頑張っている卒塾生たち、応援してますよ。
2017年
1月
11日
水
ウサギと亀のお話
今週末にはセンター試験、翌週には中3生の学年末テストと「年度末」を感じる
イベントが続きます。
年度末の続きは「新年度」ですよね。そこで、ウサギと亀のお話です。
おそらく多くの方がご存知でしょう。ウサギがリードするものの、昼寝してる間に
亀さんが休まずに走り続けた結果、亀さんが勝つというアレです。
あの物語は「コツコツと努力を継続することが大切なのだ」ということを伝えてくれて
います。この点に関しては同意します。ただし、勉強の仕方については50点です。
結論から申し上げますと、
「ウサギになるべし。そして、走り続けるべし。」
ということです。あのウサギさんが負けてしまったのは、道中で調子に乗って昼寝を
したからですよね。もし、途中で昼寝するのではなく、先にゴールして、優勝の余韻に
ひたりながら自宅のベッドで熟睡したのならば、完全にウサギさん最強説誕生ですよね。
これって、中学生・高校生の勉強でも同じです。
最初のテストで上位にいる生徒さんはウサギさんと同じです。そのまま普通に
努力すれば圧勝です。理想的なウサギさんです。
2年生くらいになって、学校生活に慣れて中だるみ⇒順位転落が物語中の残念な
ウサギさんです。なお、少し昼寝した後に猛スパートをかけるタイプもいます。
最初のテストで下位にいる生徒さんは亀さんと同じ・・・ではありません。
順位は相対的なものなので、上位もいれば下位もいるのは当然ですが、簡単な最初の
テストで得点が取れないのは単純に努力不足です。
また、最初の順位が悪いと、人間はすぐにあきらめる傾向があります。
足が遅いことを自覚して努力を継続する亀さんとは似ても似つきません。
同志会では
「自分は亀さんと競うのではなくて、ウサギさんのチャンピオンを目指すよ!」
という新年度入塾生を若干名募集しています。お気軽にお電話でお問い合わせください。
2017年
1月
10日
火
困ったときの
先ほど、高校3年生の卒塾生が久しぶりに顔を出してくれました。
(彼は中学コース卒業後も比較的頻繁に顔を出してくれていましたが、最近は
入試直前期ということもあり、約1か月ぶりでした。)
「あの…、先生。高校受験の時に借りた『あの』お守りのペンってありますか?」
いやぁ、面白いですね。約3年前の公立高校入試のときに
「これは一宮高校から慶応大学に進学した先輩が、合格の記念にくれたペンだから
菅原道真なみにご利益があるかもよ。」
と言って、貸したペンのことを覚えていたのですね。
「あの時はこのペンを持って行った結果合格したから、今回も一応、ね。」
「一応、ね。」と言いつつも、今日の用件はこのペンだけだった様子。
パンを作ったり、きれいに物を整頓したり、いろいろな場面で女子力の高い彼ですが、
こういう占い的な面でも女子力を高めてきたようです。
やれるだけのことをやりつくした後は、ゲン担ぎもしたくなったのでしょうか。
なんにせよ、彼ら受験生が本番で全力を発揮できることを祈っております。
2017年
1月
03日
火
少し先のことですが
あけましておめでとうございます。
毎年のことですが、正月休みが明けると入試までノンストップです。
私立入試・公立入試を乗り越えていかねばならないのですが、その先には
「開校5周年」が待っています。
前回「3周年感謝イベント」は長嶋スパーランドでしたが、「5周年イベント」は
何をやろうかと思案中です。
前回のイベントは「イベント企画部長」的な生徒さんが企画・立案してくれたのですが、
その生徒さんはすでに卒業されてしまっています。
塾生の一部からは「今回は『アクアトト岐阜』に行こうぜ!」と言われていますが、
それで楽しめるのは生徒1名・塾長1名の2人だけな気がします。
(おそらく私はパールムの水槽近辺から動かなくなってしまうでしょう。)
多くの塾生が楽しく参加できる持ち込み企画をお待ちいたしております。
2016年
12月
28日
水
年内冬期講習最終日でした。
今日は冬期講習の年内最終日でした。
23日に冬期講習を開始してから、受験生たちが午前の講習終了後、昼食をはさんで
閉店時間まで勉強していくのはほぼ例年通りでした。
ただ、今年は中1がやる気に満ち溢れてましたね。23~28まで毎日講習があったにも
かかわらず、自習も相当にやっていました。
当たり前のことですが、どの学年においても結果を出している人は努力している
ということを再認識させてもらいました。
受験生でもないのに、授業終了後に追加プリントをこなしたり(一部強制参加のメンバーもいますが)学校のワークをひたすら演習していたり、コツコツ努力している。
こういう生徒たちは全力で応援してあげたいですね。
逆に、最低限の約束も守れずにヘラヘラしている連中には、それ相応の対応しか
しません。お得意の
「あいつは頭がいいから。」
「忙しいから、やれないよ。」
「時間がないから、やれないよ。」
なんて言っている暇があるなら、さっさと宿題やってね。君がダラダラしながら
文句を垂れ流している間に、君より上位の人間が真面目に努力しているのだからね。
言っちゃなんだが、「君は負けて当然」でしょう。
なお、同志会は頂を目指す人が快適に(余計なストレスを抱えることなく)勉強
できる教室を目指しています。「負けの言い訳」ばかり増やして、当たり前のように
負けて、また言い訳をする、そんな人には向かない教室です。いい加減にしないと、
そろそろ私も最終決断に出ますよ?
2016年
12月
25日
日
クリパ
冬期講習の真っただ中ですが、今日はクリスマスパーティー
開催中です。
今年は差し入れにいただいたケーキにお菓子、定番のオードブル
と充実した内容となっています。
この冬を乗り切るためか、せっせとカロリーと糖分を摂取している受験生たちよ、受験を乗り切ったあとはダイエットも乗り切ってくださいよ。
2016年
12月
21日
水
課題テストは??
「来年の事を言えば鬼が笑う」とは言いますが、来年のことを言わせていただきたい。
「冬休み明けの課題テストがないから楽だわ」
「課題テストないからご褒美1つ損したわ」
「なんで、今年は課題テストないの?」
塾生から聞くところによると、一部の中学校で年明け恒例の課題テストがなくなっている模様です。
1年生は無邪気に「テストなくなった。ラッキー。」くらいにとらえていますが、
2年生は「学年末テストの範囲が広くなるだけでしょ?」と解釈している様子です。
なぜ今年度の冬だけ課題テストがないのか謎ですが、子供たちからすると
冬休みの課題をやるモチベーションが下がるそうです。
「なんでテストもないのに宿題だけあるの?」
だそうです。
たしかに、仕事でも成果が求められないようなことがあれば、労働意欲はなくなる
でしょう。果たして、冬休み明けの課題の提出率はどの程度変化するのか、また
学年末テストのスコアはどの程度変化するのか、非常に楽しみです。
万が一、学年末テストの平均点がテスト作成者の予想平均よりも低くなったとしても
「勉強不足だ。練習が足りない。」
なんて言葉をぶつけないでほしいですね。同志会の塾生には関係のないことですが。
塾に通っていない生徒さんたちがかわいそうですからね。
2016年
12月
14日
水
テストの得点を上げるには
以前中1編を書いてから、かなりの時間が経過してしまいました。
今回は中2数学編です。
1年生の間はなんとか乗り切ってきたものの、2年生になってからは成績は下降線。
2学期は壊滅的。そんなパターンを多数見てきました。
「で、対策は?」
と、よく言われますが、2年生の時点で数学の成績がパッとしない人に共通な
特徴があります。
・計算が遅い。
・簡単な計算でも筆算を使いたがる。(よって、計算が遅い。)
・小数や分数の基本的な扱い方が分かっていない。
他にも細かな点はありますが、とにかく「遅いこと」がほとんどです。
以前、雇われ講師の時代に9+4を筆算した生徒に出くわしましたが、完全に
ムダですよね。当人曰く、「繰り上がりの間違いを防ぐためです」だそうですが
そんなことをしていれば、当然学校の授業についていけるはずはありません。
単純作業に時間を使ってしまい、思考する時間を失う。結果、先生の解説を赤ペンで
丸写しして終了。内容を理解することもなくテスト前にワーク類も丸写しして終了。
そしてテスト後に言うのです。
「あんなに勉強したのに数学ができない。」
いやいやいや、勉強なんて1ミクロンもしてませんけどね。単に質の悪いコピー機に
なっていただけですから。
さて、余計なことを書いてしまいましたが、公立の中学生レベルのテストであれば
1にも2にも計算力です。平均点に満たない生徒さんは計算問題すら満足に解けません。
本人たちは「ちょっとしたミス」と言いますが、普通間違えるはずがないところで
間違えている自覚がないのです。(または認めたくないだけ?)
ということで、現時点で平均点未満であれば、1か月に1200~1500問程度計算練習を
するべきです。正負の数・文字式・方程式などをローテーションでやるといいです。
毎日40~50問やれば「自分が何をできないか」くらいはつかめます。それをつかんだら
できていない単元だけ練習すれば、より効果的です。
なお、50問であれば20~25分が目安です。それより遅いと練習というよりはダラダラと
ヒマつぶししているのと変わらないですから。
計算練習が完璧(正答率95%以上をキープ)になったら、これまでの定期テストを
解きなおし、分からない文章題を指導者に解説してもらい、解き方を他人に解説できる
レベルに達するまで反復練習するとよいでしょう。
そうすれば、学校のテストで80点を下回ることはほとんどありません。
(まれに入試問題などの難問が出題されることもあるので、絶対とは言えませんが。)
2016年
12月
01日
木
嬉しい報告があります
今日の夕方のことでした。高校生の数学の質問に答えていると電話が鳴りました。
「あ、もしもし○○ですけど、嬉しい報告がありまして。」
「やぁ、こんにちは。どうしたの?」
「実は、期末テスト返ってきたんですけど、数学点数めっちゃ上がりました!
英語も、数学ほどじゃないけど、上がりましたよ!」
「よかったじゃん。今度景品決めなきゃな。」
「はい!じゃあ、また授業の日にテスト持っていきます!」
いやぁ、こういう電話って嬉しいですね。何が嬉しいって、頑張った本人が
ものすごく満足していることが伝わってきたことです。
努力したことが、すぐに結果として現れることはそれほど多くないですが
今回は上手くいった様子です。この結果に満足しすぎて油断することなく努力を
継続してもらいたいところです。
なお、中3数学で90点オーバーを達成した人たちは少し感覚がずれている様子で、
「今回の数学簡単だから差がつかなくて困るわ~。」
ということでした。本人たちは自分たちの得点がなかなかのスコアだとは
気づいていないようです・・・。
2016年
11月
28日
月
某塾のY先生が来てくれました
夕方にメールがあり、教室に遊びに来てくれました。いろいろとお土産も
いただきました。ありがとうございます。
※ご本人の意向により、塾名等は伏せさせていただいております。
せっかく来ていただいたにも関わらず、普段の私が伝える「○○塾」がそれはもう
「レベルが高くて恐ろしい塾である。なめた姿勢・態度は粛清されるぞ。」といった
情報(あまり間違えていないと思っていますが。)ばかりだったために、生徒たちは
「やっべぇ!『あの』○○塾のY先生が来るって!!」
と、戦々恐々。いやぁ、普段やんちゃな人が、妙に礼儀正しいと面白いですね。
帰り際に受験生に一言いただきましたが、そのあと受験生が少し真面目になったのは
言うまでもありません。Y先生、ありがとうございました。
2016年
11月
25日
金
やるじゃない
期末テスト初日終了&金曜日⇒土日あるからゆっくり休もう♪ なんて人が多いかな
と思っていましたが、すみませんでした。私が浅はかでした。なんと、
中学生コースの生徒が全員自習に来ていました。
中2・中3だけでなく、1年生も全員ということにびっくりしました。中1生では
ヘトヘトになりながらも「テスト対策プリント全部終わりました!」と言って
提出に来てくれた生徒さんもいました。なかには、中1生ですが
「ワーク3周もう全部おわったよ~。」
という生徒さんもいました。
(※同志会のテスト対策メニューはちょっとキツイはずですが、中1ですでに
余裕しゃくしゃくでクリアしているとは・・・やるじゃない!)
これくらい頑張ってくれると、こちらも全力で応援したくなるものです。
またご褒美景品のシャーペンでも探してみます。
2016年
11月
24日
木
やるべきことをやると
期末テスト前日に今更ですが、これまでにやるべきことをやるべき時にやってきた人は
それに応じた結果が出てくるはずです。
前日になって「学校の提出物が終わってな~い」という2年生・3年生はさすがに
いませんでしたが、1年生は若干怪しい人がいた様子です。
最近、授業中にもキツイことを言っていますが、得点(or順位)が低い人は
高いポジションの人と比べて練習量や真剣さがものすごく低いです。
テストの答案用紙を見ても、解答の丁寧さ、密度が違います。
やっていないから当然の結果なのですが、彼らは決まってこういうことを言います。
「○○さんは頭がいいから。」
これって、「決して自分は悪くない。他の人が特別なんだ。」という一種の自己防衛
ですよね。(心理学に詳しいわけではないので、間違いならばご指導ください。)
私はこの業界で何社か渡り歩いてきましたが、教室の目標数値を達成できない
(担当科目の目標点を達成できない)講師は、よくこう言っていました。
「他の校舎の生徒はレベルが高いから。ウチは仕方ないよ。」
ものすごく似ている気がします。「こういうタイプの人間が年だけとると、こういう
大人になります。」という説明書みたいです。
同志会の塾生が将来こんなにも残念な大人になることがないように、今やるべきことを
やり、結果を出す習慣をつけてもらいたいところです。
今回の期末は宿題がやや多くなっていますが、そんな期待がこもっております。
ということで、宿題頑張ってやってきてくださいな。
2016年
11月
18日
金
厳しくやっていこうと思います。
テスト対策の授業をしていると、3つのグループが存在することがよくわかります。
①やるべきことが分かっていて、それを実行できる人
②わかっているものの、ついつい甘えがちな人
③何から手をつけるべきかわかっていない人
①の人たちは必要な演習内容を提示すれば、確実にそれらをこなして結果を出して
くれます。何の心配もありません。
②の人たちは、少し目を離すと手を抜きます。が、やらなければならないことは
理解しているので、少し注意すると①のゾーンに近づいてくれます。
問題は③の人たちです。
こちらから、「コレとアレと」と1つずつ指示しても、
「今日は疲れたから。」とか「遊ぶ約束がある。」とか「テレビ見るわ。」
と言って、ほとんどこちらの指示を守ってくれないのです。早い話が
「勉強・学校・塾なんてどうでもいいや」
という思考なのでしょう。「そんなことはない」と本人は否定するのでしょうが、
テレビは録画すればいいでしょう?
遊びはテスト終わりに行けば気分よく行けるでしょう?
部活では疲れないのに、勉強して15分でそれほど疲れますか?
自分がどれほど奇怪な行動をとっているか、いまだに理解されていない様子なので
近日中に本人にお伝えしたいと思います。
中学生は今日でテスト1週間前となります。
テストに向けて、授業も宿題も厳しくしていきますよ。
2016年
11月
16日
水
テスト対策
中学生のどの学年にも共通する、定番のテスト対策です。
定期テストの範囲が発表されると、ワーク類の提出範囲が書かれています。
この範囲を最低3周解きなおしすれば、それだけでもかなり力になります。
ただし、「質の悪いコピー機」の如く、ダラダラと赤で解答を丸写しして終了では
意味がありません。
「どうして自分はこの問題を間違えたのか」
という点を明らかにしなければなりません。この点を雑にする人は得点が伸びません。
よく聞く言い訳ですが、
「ちょっと計算ミスしただけ。次はできるさ。」
「ちょっとスペルミスしただけ。大丈夫。分かってる。」
「ちょっと漢字を間違っただけ。できるよ。」
こんな寝言を言うようになっていたら要注意です。たたき起こす必要があります。
単純に練習が不足していて、テスト問題を攻略するだけの実力がなかっただけです。
「計算ミス」と言いながら、基本的な四則計算や分数・小数ができていなかったり
「スペルミス」と言いながら、そもそも全く異なるスペルだったり
「漢字間違い」と言いながら、そもそも全く異なる字を書いていたり
これまでにもたくさん見てきました。いつまでも自分にだけ優しい人は、
いつまでも成績は上がりません。
そして終末期には「○○ってアタマいいからなぁ。」と、自分の手抜きを棚に上げ、
他人の努力さえ直視できなくなります。もはや救いようがありません。
勉強は 質×量(+指導者+仲間)によって、大きく結果が変わってきます。
( )内は個人の性格にもよります。
簡単に言えば、集中してやる(私語など論外)・反復練習する。これを繰り返せば
OKです。その他にも細々したことはありますが、それは塾生onlyで回答したいと
思います。
2016年
11月
09日
水
理解に苦しみます。
今回はテスト勉強中2編を書こうと思っていましたが、理解に苦しむことがあったので
こちらを優先したいと思います。
最初に断っておきますが、私は個人の塾屋の1人に過ぎないおっさんです。
多少、言葉が汚い部分もあります。ただ、努力する人の邪魔だけはしていない
つもりです。
さて、この時期の中3生は学校で進路希望調査が行われ、面談等が実施されています。
今年はこの面談内容が異常です。理解に苦しむ話が非常に多い。
①ご家庭の都合で必ず公立高校へ、という生徒さんに私立を薦める。
②君にはA高校は難しいから、B高校はどうか?
(Aは偏差値58前後、Bは偏差値65前後)
③志望校を変えなさい。君には無理だ。
④内申点が上がらないから、君には無理だ。
⑤私立全部落ちた時のことを考えて、公立のレベルを下げなさい。
①について
では公立と私立の差額は担任の先生が出資してくれるのですか?
金銭的な話は考えないのですか?
②について
そもそも学校のレベルを勉強していただきたい。
「君には中堅私立高校さえ難しい。だから公立のトップ校を受験しなさい。」
ということを真剣に語っても、だれも相手にしませんよ。
③について
不合格になる根拠がないのです。内申点・素行・テスト結果・模試結果、どれも
十分な生徒に対して、頭ごなしに「君には無理だ」と言われましても、分かることは
「あなたと会話を成立させるのは無理だ」ということくらいです。
④について
1学期から努力して、テストの点数も上げてきた。提出物も丁寧に仕上げ、最高評価を
得ている生徒に対して、「君は内申点が上がらないから無理だ。」と。
まだ期末テスト前ですよ。内申点が上がらないということが決定しているのですか?
一生懸命に努力する生徒を応援するのが本来ではないでしょうか。
それを、あろうことか努力を否定し、後に「言葉が過ぎた」と言っても、もはや
あなたの言葉は一切価値を持たないでしょう。口は禍の元とはよく言ったものです。
⑤について
申し訳ないのですが、私立全部不合格になる可能性など、その生徒さんに関しては
宝くじで1等前後賞が当たる確率よりも低そうです。その生徒さんが私立全部不合格に
なるのであれば、学年の9割以上の生徒さんが全部不合格になります。
それほど厳しい入試があるんですかね?
ウチの塾生や、その友人たちから聞いていると、上記①~⑤に該当することが多いです。
学年主任や教務主任の先生方は、担任による進路指導はノータッチなのでしょうか。
進路指導と称して、生徒のやる気を粉砕しているだけかもしれませんよ。
異論、反論など、いくらでもあると思います。是非、担任の先生方からコメントを
いただきたいですね。
2016年
11月
09日
水
なつかしい話
点数の取り方編は、また次回以降にアップします。急ぎの1・2年生は直接
聞きに来てください。
友人と話していて、ふとしたことから高校の入学式の話になりました。
母校の入学式が面白かったので、紹介させてもらいます。
「田舎の(自称)進学校の校長先生の話なんて、ダルいんだろうなぁ。
早く入学式が終わらないかなぁ。」
などと寝ぼけていた新入生に対する校長先生のお言葉が強烈でした。
「新入生諸君、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。」
「新入生の君たちは、我が校へ合格したという、実力のある、やればできる
集団であると言えます。」
(このあと、プチ拍手と少しの間がありました。)
「だが、しかし! 所詮その程度だ!! 真に力ある者はこんな田舎でくすぶっては
いない! 諸君!今一度、自分の立場をわきまえ、やりたまえ! 以上。」
(一瞬の静寂の後、新入生側の並びから新品のスリッパが飛びました。)
小学校~大学、就職において、この学校長挨拶を超えるインパクトに遭遇したことが
ありません。一体どういう思考過程を経て、わずか2分程度の挨拶でここまでの
インパクトを与えるフレーズを導き出したのか、実に興味深い内容でした。
2016年
10月
26日
水
テストの得点の上げ方について②
今回は中1英語編です。
「1学期は良かったのに、2学期中間テストで大惨事」
「次はなんとかなるさ(根拠なし)」
非常によくあるパターンです。1学期期末で85点以上取れていたのに、今回は・・・
という人が対象です。1学期から50点前後の場合、アルファベット順も怪しいことが
多いので、そこからかもしれませんが。
さて、2学期になって「学校の英語よくわからんなぁ。」なんて思っていたところ
中間テストで撃沈した人は何が不足しているか考える必要があります。
まず、be動詞と一般動詞の違いをサクッと言えますか?
be動詞はam/is/areでしょ?
と、即答できれば第一段階クリアです。そして
amは主語がIのとき専用で、isは主語が一人か一つ(youは除く)areは主語が
複数かyouのとき
と答えられれば1学期内容はおおよそOKです。
加えて、be動詞と一般動詞は一緒に使えない(進行形まで進んでいる学校は除きます。)
ということも答えられれば9月中の内容は大丈夫です。
ここまでの内容を区別できているならば、中間テストで撃沈はほぼ考えられません。
ただし、80点くらいまで下がってしまった人は複数形の作り方や3単現のsのつけ方を
正しく理解していない可能性があるので、市販の問題集などでパターンを覚えるまで
練習する必要があります。
また、教科書の新出語句は毎回完璧に書けるようになるまで、そして言えるように
なるまで、書いて読んでを繰り返す必要があります。学校の予習で意味調べ等が
あると思いますが、その時に何度も繰り返すとよいでしょう。
ここまで読んで「何で当たり前のことをダラダラ書いてるの?」と思った人は
学習レベルが高い人だと思われます。逆に、「え?何これ?マジで?」と
思った人は学習不足かもしれません。
当たり前のことを当たり前にやっていれば、おおよそ結果はついてきます。
なお、当たり前のことをやって、普通の結果を得るだけでは足りない人は、
教科書の各Unitの本文を暗記して書き出す練習をすると、かなりの力になるので
挑戦してみてはどうでしょうか。
ゲーム形式で、友達と勝負すると面白いかもしれません。
2016年
10月
21日
金
テストの得点の上げ方について①
中間テストも終わったところですが、テストの得点アップに向けた「塾らしい」内容を
残しておこうと思います。今回は数学編です。
(なお、「今回は」などと言いながら、次回はないかもしれません。)
対象は中1・中2の生徒さんです。正直中3の生徒さんが今から一気に成績アップで
志望校合格getだぜ!みたいな都合の良い方法は知りません。なので、すごく
当たり前のことを書いていきます。
まず、中1生。数学編
現時点(方程式~比例・反比例まで)で点数が良くない人は、小学生内容の計算から
正しく処理できていない可能性が高いです。特に、分数の計算や四則混合計算の
ルールができないという人がほとんどです。(九九が~というのは論外です。)
保護者様はびっくりされるでしょうが、下手をすると123ー34といった、2段階の
繰り下がり計算ができない人も混じっています。
こんな人たちに必要なことは、おおまかに以下の通りです。
① 正しい計算ルールを教えてくれる人を確保する。(実はこれがかなり大切。)
以下の練習はこの人の指揮のもとで行ってください。
② これまでに身につけてしまった、誤った計算パターンを訂正できるまで
反復練習する。程度の差はありますが、2週間~2か月くらいかかるでしょう。
③ ②で「十分練習した」と自信を持てたら(監督者がOKをくれたら)
小学生用の算数ドリルを「目安時間」の30%程度の時間で全問正解できるように
なるまで反復練習する。
④ 次は中1最初の正負の数における+や-の扱い方が正しいかどうかを確認する。
教科書の章末問題レベルの計算20問程度を5分で全問正解できるか?くらいが
目安となります。できなければ、当然弱点があります。例えば-の累乗が入ると
符号の間違いが多くなる、など。これを克服するまで反復練習です。
⑤ 正負の数をクリアすれば、次は文字式の計算です。これも④と同じことを行います。
⑥ 方程式は「移項」する際の符号間違いをしない程度に途中式を書く習慣を身に
つけることが大切です。できない人ほど式を書かないことが多いです。
ここまでの内容をクリアしていれば、方程式で間違えるのはほとんどの場合が
移項時の符号です。まれに4X=2 から X=2 としてしまう人がいますが、
「Xの係数が分母になる」ということを覚えていればミスは減るでしょう。
ごちゃごちゃと「両辺に×1/4をして・・・」なんて書いていると、時間もノートも
芯もムダですね。慣れてきたら書きません。
「不要なことを書いて、わざわざ間違いを誘発する」なんてバカバカしいですよね。
方程式も、章末問題や学校のワーク等で20問程度を7~8分で全問正解できるまで
やりこんでください。
これら①~⑥を毎日欠かすことなくやりこめば、年明けの課題テストにはギリギリ
間に合うかもしれません。
これを見て「え?そんなにやらなきゃいけないの?」とか「そんなに時間がかかるの?」
とか思った人は、勉強を甘く見ているのかもしれません。
成績上位者たちは、それ以上にハイクオリティな練習を当たり前のようにこなしている
ということをお忘れなく。
珍しく「塾」っぽいことを書いてみました。続くかもしれませんし、塾生から不評なら
即終了かもしれません。
2016年
10月
18日
火
目指すところに向かって
2学期も中盤にさしかかり、中3生は卒業まで半年を切りました。
中間テストが終了した学校の生徒は、その結果に一喜一憂している様子です。
そろそろ進路に関する話題も多く出てくる時期になり、様々な話をするように
なりました。
進路について中3生と話していると、どうにも学校の先生や保護者様からのご意見に
影響されて希望がぶれてしまうことが多い様子です。
ウチは「進学塾」ですが、ムリして難関高校受験をさせることはまずありません。
入塾時の面談で「どこの高校に行きたい?」と質問して、名前を挙げてくれた高校に
入学できるようにする進学塾です。
現時点でほぼ全ての中3生が第1希望の高校に手が届くラインに来ているのは
間違いありません。(※本当に申し訳ないですが、全員ではありません。)
よって、周りに何と言われても、気にせず今のペースで勉強をしてくれれば大丈夫です。
私もこの業界で比較的長生きさせてもらっていますので、その辺の判断は正確だと
思っています。
実際、「同志会」として開校後は公立第1志望校に過去4年連続で全員合格しています。
先輩方もなんだかんだ言いながらも合格していったのですから、君たちも
なんだかんだ言いながら合格していくはずです。
(※これから厳しくなる演習をすべてこなすことが条件ですが。)
中には特に根拠があるわけでもないのに
「君には○○高校は無理だ」
なんて言う大人もいるかもしれないけれど、数字的な根拠が示されているのでなければ
「『ムリだ』と笑うヤツを笑え」
という有名なキャッチコピーを思い出してください。本当にムリな希望であれば
とっくに私が止めているはずですから。それと、
悩んでいるヒマがあるなら教室に来て勉強しなよ。
2016年
10月
14日
金
私立高校説明会に参加してきました。
毎年恒例の私立入試説明会に参加してきました。
各高校の先生方から各校の良さを端的に説明していただく絶好の機会でした。
いろいろな高校の説明を聞くために、会場をうろうろしてきました。
そんな中、他塾の先生で名前も存じませんが、素晴らしい方がみえました。
だいたいの説明会場では
①司会者による先生紹介
②先生からご挨拶
③内容説明
④終了のご挨拶
という流れなのですが、我々の業界は朝が苦手な人が多いのか、②・④の挨拶に
反応がほとんどないのです。
しかし、今日たまたま私の後ろに着席された先生は②・④の際にハッキリとした
口調で挨拶を返されていました。当然と言えば当然なのですが、
「できて当たり前のことを当たり前にこなす」
素晴らしいですよね。こういう点はできる限り見習いたいですね。
逆に、高校の先生方が忙しい中で時間を割いてくださっているにも関わらず、
その説明中に飲食している輩もおりました。(同業として見られるのも恥ずかしい
レベルですね。)
今日は入試情報以上の何かを得た気がする説明会でした。
2016年
10月
12日
水
ムリ?
あらかじめ断っておきますが、私はいわゆる「精神論」はあまり好きではありません。
「気合が入ってない」や「根性が足りん」などは、その典型です。
さて、この時期は中間テストの真っ最中ですが、よく耳にする言葉があります。
「むり。できない。」
この言葉を聞かないテスト期間がやってくることがあるのでしょうか。
家庭教師(大学時代のアルバイト)や塾講師時代を合わせると、もうすぐ15年に
なりますが、テストの度に聞いている気がします。
かなり雑なくくりになりますが、「むり」という人たちには共通項があります。
それは「単にやっていないだけ」なんです。
とにかく、ほとんどの「チームむり」はやらないんです。努力をしたがらない。
で、テスト後に「自分はもうちょっとやればできた」なんて寝言をのたまう。
一種の逃げ口上でしょうか。
同志会では「タラレバ定食」と揶揄していますが、タラレバ定食を延々続ける人も
一定数いますね。
延々と現実から目を背け、気が付けば仲間たちは遥か先に行っている。だから
また「自分だってやればそれくらいはできる」となるのでしょう。
現実と向き合い、結果を得るために何が必要か考える人にはとことん付き合って
いきますので、同志会を有効活用してくださいね。