2016年
2月
27日
土
先んずれば・・・
まもなく新年度スタートです。
世間一般的には「年度末」の3月ですが、塾は3月が「新年度」ということが
多いです。
これには理由がありまして、学校よりも一足先に学習を開始することで、
学校の学習内容を予習し、授業内容の理解を高めるというメリットがあります。
特に中学入学時、高校入学時にある程度の予習ができていると新しい学校生活にも
余裕をもって対応できるようになります。
毎年のことですが、
「1学期の中間テスト(または期末テスト)まで様子を見て、それから塾を考えよう。」
というご家庭が多いように思います。
実際のところ、中間テスト後にお問い合わせをいただくことも非常に多くあります。
唐突ですが、ここで1つ健康について考えていただきたいと思います。
①「風邪を引かないように、規則正しい生活で健康を保つ」
②「風邪の初期症状の間に病院で薬をもらって飲む」
③「風邪をこじらせて症状が悪化してから市販の薬を買って飲む」
①~③のどれが良いかと言えば、普通は①だと思います。
これって、勉強にもあてはまると思いませんか?
「学校の勉強がイマイチ分からないから塾に行こう」
とか、
「学校の勉強がサッパリ分からないから問題集を買おう。」
なんて考えたりしませんか?場合によっては
「学校の勉強が分からないからあきらめよう」
かもしれません。
同志会としては、風邪をこじらせる前に、早めの対処をお勧めします。
中間テスト後にドナドナされてくるよりは、自主的に勉強を開始する方が
気分も良いでしょうしね。
2016年
2月
19日
金
中学生の学年末は今日が最終日です。
タイトルの通り、1~2年生は今日がテスト最終日と言う人が多いです。
先週からできる限りの努力を継続してきた人たちは、この土日くらいはゆっくり
休んでください。これを見ると
「竹内もたまには良いこと言うじゃないか」
なんて塾生に言われるかもしれません。塾生にはいつも「鬼」だの
「若干アタマがおかしいおっさん」だの言いたい放題言われていますが、
君たちにも休憩が必要ということは私も分かっていますからね。
で、こんなまともな前フリがあったということは、後半はお分かりですね。
学年末テスト終了=年度末=ワーク提出の期限が近いということです。
毎年恒例のようになってきていますが、3冊のワーク提出が終わらなかったために
①ご自宅にお電話(⇒保護者様に状況説明)この間、生徒さんはガクブル。
②ご自宅に「春の嵐」が吹き荒れる。所により落雷に注意。避雷針は必須。
③授業後の居残り・授業日以外の(強制)自習開始。テンションは低め。
(強制だから自習じゃない、という冷静なツッコミも入る。)
④数日すると「来年度こそはワークを全部やるぞ」宣言。突然テンションがあがる。
(⑤しかし、実際には毎年居残りになるメンバーが固定化されている。)
⑥気が付くと新学年のワークが届いている。しかも春期講習に突入。
⑦GWの課題に追加される。
という現象が発生します。
今年は順調にワークを進めてくれている人も多いので、このようなことが
起きないのではないか、と期待しています。
頼みますよ中学2年生の皆さん。なお、
「いや、オレ10月入会だからキツイっす。」
なんて言葉は私の耳には聞こえませんのであしからず。
2016年
2月
17日
水
成績に関する1つの傾向
師勝中は今日17日が学年末テスト最終日、熊野中は今日から学年末テスト開始ですが、
当たり前と言えば当たり前の傾向を1つ。
「中学生も高校生も、教室に来る割合が高い人は概して好結果である。」
今のご時世、自宅には誘惑がいっぱいです。スマホにゲーム、マンガにテレビ、
誘惑されるなというほうが無理な話かもしれません。
成績上位者たちは、それらの誘惑に負けないようにするために、「教室」に
来ている人が多いように感じます。
自宅でダラダラと「勉強したフリ」をしているよりは、ライバルや仲間がいる環境で
集中して勉強した方が好結果につながるのは必然ですよね。
同志会は「頑張る人」は全力で応援する教室です。逆に、「楽をしたい人」には
息苦しい教室です。
そんな教室ですが、少しずつ「頑張る人」が集まってきてくれたおかげで、
3月からは2Fも教室として使用することになりました。
↑
3月の1週目は2Fオープン記念で塾生向けに何かやろうと考えています。
何かおもしろそうなプランがあれば、いつでも言ってくださいね。
2016年
2月
12日
金
テスト期間定番のお話ですが。
これまでに何回も同じテーマで書いていますが、テストに関するお話です。
学年末テストは様々な中学・高校のテスト期間が集中するため、同志会の
教室も(ほぼ)満席となっています。この点に関しては2階の改装が当初の
予定よりも大幅に遅れており、ご迷惑をおかけしています。申し訳ありません。
さて、みんながテストに向けて演習を積んでいると、今回も聞こえてきました。
①「○○さんは頭がイイから。勉強してないのに成績いいんだよ。」
②「気合でがんばるしかないわ。」
まず①に関して。
ほぼ毎回同じことを書いていますが、その○○さんは
「勉強してないよー。」というふうに返事をしていたのかもしれませんが、
正確には「いつもどおりの勉強しかしていないよー。」ということだと思われます。
日頃からコツコツと努力を継続している人たちは「テスト前だから特別に勉強」など
する必要がないのです。彼ら・彼女らの日々の努力の積み重ねを考えずに
「頭がイイ」というのは失礼です。
そんなことを考えているヒマがあれば、1問でも多くの問題演習を行うべきです。
次に②に関して。
私は授業中にも何度も同じ話をしていますが、あえてここでも書きますね。
「気合」とか「やる気」なんていう不確かであいまいな言葉でごまかさないでください。
自分が評価されるテストを前にして、「まったくやる気ないわ~」なんて人の方が
珍しいんです。みんなそれなりに「気合」やら「やる気」はあるんです。
問題は、その気合やら何やらに「具体性は存在するのか」という点です。
例えば
「自分は前回のテストで計算ミスが3つあった。そのためにテストは85点だった。
だから今回は計算ミスを0にして90点以上をとるため、頑張って毎日50問ずつ
計算練習をする!」
こういった具体的数値を示したやる気は非常に良いものと考えられます。
我々の業界でも入試が終わると結果報告会と言う名の反省会が行われる会社があります(ほとんどの会社でやっているはずです)が、その場において
「指導に甘さがあったのが今年度の敗因です。来年度はしっかり気を引き締めて指導にあたります。」
なんて寝言をほざく輩がおります。こういった輩は9割近い確率で3年以内に会社を去ることになります。「しっかり」などという、まやかしの言葉で逃げ場を作っているようでは成長は望めません。まれにそんな輩が居座っている会社もありますが、結果はお察しの通りですね。そもそも、受験生には基本的に「来年度」など存在していないのですから。
中学生のウチから目標達成には何が必要で、そのための準備は何を優先すべきか、
そして結果はどうであったか。反省点はなかったか。といったことを意識して練習
しておくといいですね。
2016年
2月
11日
木
学年末テストが接近中です。
今年もやってきました。年度の総決算、学年末テストです。
今年の2年生達は比較的早い段階からワークを進めてくれていましたが、
いかんせんインフルエンザには勝てない模様です。個人的には気を付けていても
普段の学校生活でしっかりとウイルスをキャッチしてきてしまうみたいですね。
「これだけ出席停止者が多いのだから、学年末テストを1週間程度延期」なんて
ことはできないのでしょうか。卒業式も近いから難しいですかね。
さて、同志会の生徒たちは新規導入されたeトレを使い放題使って勉強している
ところですが、果たしてどの程度まで社会の得点を上昇させてくれるのか、
非常に楽しみにしています。できれば他の科目と同じくらいの教室平均点に
してもらいたいところですね。
2016年
2月
10日
水
チーム小学生
例年通り、今年もこの時期に割合の応用問題を演習しています。
百分率、歩合、分数、小数を速やかに変換できるかどうかの確認や
食塩水の濃度計算、原価と利益の問題など、中には中学生でも苦しい問題も
含まれています。
普段は小学校の問題で「楽勝。簡単。」と言っている生徒さんでも完全に
沈黙している場合もあります。
これまでは解答の手順が多くて2段階程度だったものが、この応用問題では
3段階が当たり前になっているため、「本当に理解しているか」がはっきり
分かります。
さらに、この割合の応用問題演習には「まとめテスト」が存在しています。
同志会の小学生たちはここで初めて「合格」「不合格」を体験します。
合格の嬉しさではしゃぎ回って注意を受ける人、不合格の悔しさで涙を流す人、
結果報告のお電話におびえる人など反応はさまざまです。
まもなく中学生になるチーム小学生のみんな、今回のまとめテストは中学から
はじまるテスト勉強がどんなものかという予行演習です。そんなに緊張せず、
かと言って手を抜くことなく勉強してきてくださいね。
テスト予定日は2/24(水)ですからね。
2016年
2月
01日
月
2月です。私立入試です。
2月からは月曜日も教室開放します。ということで、
現在数名の受験生+学年末テストに向けてがんばる中2が自習しています。
同志会の受験生たちは公立高校が第1志望という人が多数派です。
よって、必然的に私立入試は「通過点」なのですが、一部の生徒さんは
なぜか無駄に緊張している様子です。
適度に緊張することは集中力を高めるということで良いのですが、行き過ぎは
良くないですね。
これを打ち込んでいるすぐそばで、ソワソワしているんです。
いや~、普通に受験すれば大丈夫なんですけどね。
2016年
1月
16日
土
「やるべきこと」をやっていますか?
以前から何度もテーマにあがっていると思われる内容ですが、今回は
かなり厳しい表現が含まれています。
だいたい、テストが終わると
「今回は良かった。点数上がった。」
「ダメだった。順位が下がった。」
といった話が友達同士で行われると思います。
ここで、「点数上がった。」「順位上がった。」の人たちは努力の成果が
目に見えて分かり、喜んでいることでしょう。その点は素直に喜んでいいと思います。
もちろん、間違えたところは「何を、なぜ間違えたのか」を考え、復習することが
必要ですが。
問題となるのは、「ダメだった」人たちのテスト後の行動です。
(この先の文章はかなり毒舌かもしれません。)
まず、テスト結果が良くなかったことには必ず原因があります。
そもそも、公立中学の定期テストレベルなど、タカが知れています。
(はい、いきなり暴言ですかねー。)
学校の先生方も、平均点がおおよそ60点前後になるように作成しているはずですから、
それほど「難しい問題」ばかり並ぶ訳がないのです。もちろん、2つ3つ難問が
出題されることはありますよ。でもね、それらが空欄でも、他の問題を完答していれば
80点を切ることはほぼありえない訳です。(3年生の学年末は例外がありますが。)
それにも関わらず、「今回のテストは難しかったー」なんて寝言を言い続ける人は
はっきり言って「自分の勉強不足」を棚に上げて言い訳しているだけです。
もし、万が一同志会の教室での演習で一度も見たことがないような超難問ばかりで
構成されたテストに遭遇した場合、それは「同志会の責任」であって、君たちは
何一つ悪いところはないので、「塾が悪い。」と思う存分罵ってもらって結構です。
ですが、テストまでに「この内容をやるように」と、提出期日を定めて渡した課題を
ほんの一部だけやって(しかも1回解いただけ)終了し、
「やったのに成績が上がらない。順位が落ちた。」というのはおかしな話です。
ウチの教室は魔法使いでも何でもない、普通の進学塾です。1回やればテストで
高得点が取れる不思議なテキストなんてありません。
一部の天才を除き、成績上位者たちは当たり前のように反復演習を積んでいます。
かれらの努力をたたえることもせず、「○○は頭いいよなー」なんてことを言うのは
努力しているかれらに対して失礼です。
自分より上位の人間が、自分より多くの努力をしている。結果、差は開く一方である。
誰にでも分かる当然の結果ですよね。
人のことを「頭がイイ」などと言っているヒマがあるならば、努力をしてほしい。
「忙しくて宿題をやる暇がない」なんて言いながら、スマホいじってネトゲ・ライン
やってる場合じゃないんです。
一年365日、一日中遊びほうけていて、チョロチョロっと宿題をやる程度で上位に
なれるはずがない。そんなことは小学校低学年でも分かるでしょう。
なお、「ボク(ワタシ)がんばってるもん」という人は多数いますが、そういった
人たちに「では、何を何ページ(何回)解いた?疑問点は質問した?」と聞くと、
大体答えられません。理由は単純です。そういった人たちは
「単に勉強したフリをして、着席していただけ」だからです。
もっときつく言えば勉強していないんです。他の人より上に行こうと思うのならば、
他の人よりたくさん練習して知識を身につけるしかありません。
授業中に注意を受けて、「自分はちゃんとやっている」なんて言う人は
こちらから見ていると99%意識が遠隔地に飛んでいるから注意をしているのです。
くだらない言い訳をしているヒマがあるならば、すみやかに問題に取り組むべきです。
ボケーっとしている人と、問題を解こうと考えている人の区別くらいはつきます。
ただ、一人でやり続けるのは気持ちが続かないこともあるでしょう。そんな時は
同志会に来て、私にグチグチ言って、甘いものでも食べてストレス発散してください。
勉強のやり方が分からないなら、行動計画表をそれぞれ作成します。
せっかく高い月謝払って来てくれているのだから、有効活用してくださいな。
※書いていて気がつきましたが、ウチの方針って某ダイエットの会社に
似てるみたいですね。
2016年
1月
10日
日
同志会も少し進化します。
新着情報にも告知させていただきましたが、「理数系専門」同志会も
少し進化することになりました。
来年度(3月)から「eトレ」という教材を導入することで、
従来の理数系授業+文系科目の演習という5科目対応型になります。
基本的な流れとしては、
①面談にて希望教科および演習内容を決定。
②教室にてプリントアウト→演習(例によって「できるまでエンドレス」)
③その後自習室で勉強してもOK。
という形です。
これを導入しようと決めたのは卒塾生たちとの何気ない会話でした。
「どうにも中学の頃と比べるとうまくいかないんだよね。何をどう勉強すれば
いいか分からないし。」
「じゃ、あれをやれ、これをやれみたいなカリキュラムがあればやれるの?」
「う~ん、中学の頃みたいな激しいのは嫌だけど、多分やる。来年また受験生だし。」
勉強をして、成績を上げたいという期待には全力で応えるのが同志会です。
ということで、「eトレ」導入となりました。
みんなの期待を裏切らないように、目いっぱいのカリキュラム組むから
楽しみに待っててくださいな。
2016年
1月
03日
日
成績のいい人・悪い人
仕事柄、「成績アップの秘訣はこれだ」みたいなキャッチを見ると
ついついその本を手に取ってしまう竹内です。
これまで何百冊という数の本を手に取ってきましたが、中身を大別すると下記の
①~④に分類されることが多いように思います。(あくまで主観ですが。)
①勉強の仕方がよくない理論
②やる気の問題理論
③生活環境のせいだ理論
④親・教師・塾などが良くない理論
私個人としては①~④どれも一理あると思います。
例えば、①について。
「数学のテストの得点が平均点に届かない生徒がワークの発展問題の解説を
赤ペンで一生懸命写している。」
テスト週間の学校ではよく見られる光景かと思います。誤解を招くかもしれませんが、
あえて言います。
「そんなことをしても何のメリットもないのに、どうしてそんなムダなことを
するのでしょう?提出物だから?」
そもそも平均点が取れない生徒さんは(当たり前ですが)基本的な内容を理解できていません。それにも関わらず「全生徒に一律に割り振られた提出物だから」という理由で
発展問題の解説を意味も分からず赤ペンで写している。時間とインクの無駄ですよね。
そんなことをしているヒマがあるならば、基本問題の分からないところを先生に質問しに行って、解説を受けて類題演習を行う方が絶対に効率的です。当たり前の話ですよね。
基本が分からないのに、発展ができるわけがないですから。
しかし、そんな当たり前のことに気付かない人が多いから「一部の成績上位者」と
「そうでない人たち」が発生するのではないでしょうか。
もちろん、「そもそも勉強に興味がない」方々は除外しますが。
これまで1000人近い受験生と会って話をしてきましたが、成績上位者は大体が
自分の弱点を知っていて、その対策として塾に通ってきていました。
だから勉強に無駄がない。偏差値70程度の人でも5時間程度勉強すると(一時的に)
帰宅したり、休憩したりする。
逆に、D判定・E判定が並ぶ人たちは、これまでの模試結果すら覚えていない。
自分の弱点単元を知らないし、知ろうともしない。そして、自習室にスマホ等を
持ち込み、だらだらと1日中すごして勉強したつもりになる。ひどい輩になると
他の生徒さんに話しかけたりする。
当然テスト結果は散々で、あげくに「○○は頭がいいから羨ましい」とのたまう。
この毎日の違いが、これから先さらに大きな違いとなってくるんでしょうね。