「怒られる」こと

中学生は明日から期末テストです。(はて?「期末」とは?と感じてしまいますが、

12月上旬の三者面談の日程等から逆算すると学校的には都合がよいのでしょうか?)

 

今日の話はテスト後に関するお話です。

日本全国津々浦々、テスト結果で子供が「怒られる」のは定番ネタですよね?

しかし、どうして「怒られる」のか理解している子供さんって少ない気がします。

もちろん、点数が悪くて怒られているのかもしれませんが、具体的には何点から「悪い点数」なのか、というか「怒られる点数なのか」ということを子供さんが知らないということも多々あります。

 

で、子供サイドのために書いておきますが、「親があなた(子供)に期待する点数よりも著しく低い場合」に怒られる傾向があります。例えば、普段のテストでは5科目400点前後の生徒さんが、今回は350点だったとしたら、落雷警報ですよね?

 

簡単に言うと「ウチの子はこれくらいの点数」という大まかな枠が大人サイドにはあって、それよりも著しく低い点数の場合には「ウチの子、サボってる。手抜きしてる」と判断されるわけです。で、期待を裏切られた悲しみ・怒り・今後への期待等々がお説教として伝えられるわけです。

 

つまり、その子供さんは「期待されていた」のです。それくらいはやってくれるだろうと思われていたのです。

 

しかしながら、何度も期待を裏切り続けると、もはや大人の誰もあなたに期待しなくなります。よって、お説教もなくなります。子供サイドからすると「最近ちょろいな」なんて感じるらしいのですが、それ、単に相手にされていないだけですからね。

 

学校でもそうですよね。がみがみと厳しい口調で注意してくれる先生って最近絶滅危惧種ですけど、そういう先生ほど生徒ごとに細かい点に注意していたり。

 

人間誰しも「怒られる」のは嫌でしょうが、まだ怒られる方がマシだったりします。本気でどうでもいい人に対しては怒ったりするだけ時間とエネルギーがムダですからね。怒られている間に修正すべきことは修正しましょうね。