中学生向けのお話です。
学校のワーク等々の提出物を、解答を見ながら乱雑な文字なのか記号なのかわからないレベルの文字で書きなぐっておいて、
「ボク(ワタシ)はテスト勉強を頑張った。だけどテストの点数が悪かった。でも仕方ない。頑張ってやってもできないことはあるし。」
という生徒さんは昔から一定の割合で存在していました。地球と言うか、この世のすべてが自分中心に回っていると信じて疑わない人たち。
確かに一定数存在していたのは事実ですが、(あくまで北名古屋市での肌感覚レベルにおいて)この層の割合が増加しています。
そして、何が恐ろしいかと言いますと、学校の先生方がこれらの生徒さんに対してきつく注意できない状況にあるということです。
私は昭和生まれで、中学校の頃までは先生にシバかれる生徒さんも周りで日常的にみてきました。で、シバかれる側も文句は言いながらも「ま、しゃーないわな。オレらも良くないことやってるわけだし。」って感じでした。中学生・高校生のお子様をお持ちの保護者様には伝わるかと思います。
が、最近は「体罰」というワードだけが先行し、そこにいたる原因(つまり生徒サイドの非行・規則逸脱等)はフォーカスされませんよね。結果として、現場の先生方はそういった生徒たちを放置せざるをえないわけです。どうせ3年したらいなくなるわけですし。
で、冒頭の「テスト勉強」をしなさいよ、です。提出物を仕上げるのは単に作業です。勉強はまだ何もやっていません。作業を一通りやり終えてから、自分の弱点を探し出し、改善するのが勉強でしょう?作業だけで満足していてはいけませんよね?
昔、某予備校で有名な先生がおっしゃってました。
「自分で『できない』と思うのなら、人より早く動けよ。人より多くやれよ。お前はそれでようやく『人並み』なんだから。それで人より上に行きたいと思うのなら、もっとたくさん積極的にやれよ。そうすればチャンスが生まれるかもしれないからさ。まぁ、がんばってやれよ」
20年以上たった今でも思い出すお言葉です。
コメントをお書きください