「先生~、やる気が出ないんですけど…」
塾屋という仕事をしていると必ず遭遇するこの質問(お気持ち表明)ですが、同志会としての回答はおおよそ以下の通りです。
「あっそ。じゃあ、やれよ。はよ。」
このやり取りの後には「冷たくない?」「人の心が分からん人」「血も涙もない」等々言われますが、この回答には一応理由があります。
①そもそもやっていない人に対する言葉だから
同志会をご存知の方であれば、なんとなくおわかりでしょうが、ウチの教室はガンガン演習していく教室です。そんな教室内で冒頭の「やる気が出ない」どうのこうの言ってくる生徒さんって、尋常じゃなく目立つレベルでやっていないんです。それこそ、私やスタッフに声をかけられても手を動かさないんです。だから「早くやれよ」という後押しの言葉が、彼らに必要なんです。
②時間の無駄
普段から真面目にやっている人が、何かしらの悩みごとがあってやる気が出ないような場合には、明らかに普段と様子が違うので「何かあった?」といった感じで相談に乗りますよ?この時期からは進路選択等々、悩みは尽きませんからね。
ですが、単にやりたくなくて「勉強しなくていい時間」を作り出すためにこの話題を振ってくる生徒さんもいるわけです。すみませんが、私やスタッフもそんなにヒマじゃないんで、「壁にでもしゃべってろよ」(←わかる方にはわかる台詞)って話です。
③やる気は行動から生じる
これは現状の脳科学的なお話ですが、やる気と行動の順番についての2択です。
A)やる気が出る→行動する(つまり勉強する)
B)行動する→やる気が出る
多くの方がAのパターンと勘違いされているのですが、(あくまで現在の脳科学的なお話としては)Bのパターンが正しいらしいのです。
なので、せっかく行動する(勉強する)場所である塾に来ているのだから、まずは行動するべきなんです。で、そこでやる気が出る。するとやる気があるから行動する。行動するからやる気が出る。以下、このループです。体力が低下するとやる気が生じにくくなり、行動が中断されます。が、そこはウチのおやつBOXが活躍することでリカバリーします。
④その他
これは何度も授業内で話していますが、自分たちの家の人が
「今日はやる気ないから、会社サボって昼間から酒飲んでダラダラしてやるぜ!」
みたいなことをやりますか?って話なんです。当然、そんなことしませんよね?
「それは仕事の話じゃん!」って思うかもしれませんが、学生の仕事は勉強ですからね。仕事サボってジュース飲んでスマホ見てダラダラしてるのって、大人なら会社サボって昼間から酒飲んでダラダラしてるのと同じです。
どうしてこんな話を書いているかと言いますと、来週から中学生の期末テストが始まるからです。テスト期間に時間をロスしたくないですからね。くだらない話をするヒマがあるならば、1問でも多くの演習を行って弱点をなくし、良い結果をたたき出しましょう!というお話でした。
テスト期間ということで、11/10・17の日曜日も営業しています!だらけることなく全力でいきましょう‼
コメントをお書きください