インターネット上で教育関連の話題を見ていると、そこかしこで「学力低下」についての嘆き節を目にします。「で、実際のところどうなのよ?本当に学力低下してるの?」
という質問に対してですが、北名古屋市近辺においては50%は事実です。残る50%においては、「低下」よりも「崩壊」という表現が適切な学年・科目があります。
例えば数学において、テスト内容がほとんど計算問題で構成されているにもかかわらず平均点が60点に満たないケース。というよりは、かろうじて50点以上の平均点を保ったという表現の方が近い様子です。
また、理科においては生物単元で単純に努力量が要求される(が、応用問題もあまりない)テストにもかかわらず平均点が70点すれすれというケース。ほんの数年前までのイメージでは平均点が80点台になるか否か、という単元だったのですが…。
この10年くらいの流行と言いますか、「無理して進学校に行って苦しい思いをするよりも、身の丈に合ったところに行って高校生活を楽しもう」という進路指導(?)により、目標に向けて勉強するといった雰囲気が崩壊した影響は甚大と思われます。
入試という一大イベントですら努力を是としない。定期テストや日常における小テストなど言うまでもない、といったところでしょうか。
このままの流れが続くと、10年後には少子化と相まって本当に恐ろしい結果を生みそうです。
同志会の教室はその濁流にのまれることが無いように、学力を鍛えられる教室であり続けたいですね。
コメントをお書きください