1学期も終わり、小中学生のみなさんは通知表をもらってきていますよね?
(※高校生はもう少し前に懇談会で評定一覧としてもらってきていますね。)
で、その通知表なんですが、不可解なことが多発しています。
私自身が昭和生まれのおっさんなので、当時の相対評価システムからすると「これくらいのスコアで5をくれるんだなぁ。」と思いがちなのですが、それよりも驚いたのが
「定期テスト20点そこそこで通知表3」
になるということです。別にテストが50点満点というわけではありません。普通の100点満点のテストです。通知表は10段階評価ではありません。5段階評価です。
近所の中学校の体操服を着た少年たちがコンビニ前で自信満々に語っていたので、ついつい聞き入ってしまったのですが、少年の話を要約すると
「期末テスト2〇点だったけど、スポーツめっちゃ得意だから3だったわ~」
ということでした・・・
何と言うか、これでいいのでしょうかね?塾の仕事をしている人間からするとどんな怪談よりも恐ろしいです。実際、以前も筆記テスト20点台の生徒さんも90点台の生徒さんも通知表が同じ「3」だったこともあるので、そういう時代なんだなと考えるしかないのですが。そんなことなら筆記テストを廃止すればテストの作成・採点の手間もなくなりますし、生徒サイドからすればテスト勉強の手間もなくなりウィンウィンだと感じます。
こういう評価のもとで教育を受けてきた生徒たちが大人になってどういう感じで社会に出てくるのか、大規模な統計データとして記録すると面白そうです。
さて、非常に興味深いおしゃべりを聞いてしまったあとですが、塾生のみなさんの通知表はいかがでしょうか。忘れずに教室に持ってきてくださいね。
コメントをお書きください