「良い結果」は「良い結果」でいいじゃないですか

今日の高校英語の休憩時間のお話です。

高1の生徒たちが某模試の結果をスマホで確認していると

 

「今回、めっちゃ良かったですよ~。」(全科目偏差値60越え。一部科目は70越え)

「お!数学校内順位1桁入ったぜ。」(数学は当然の偏差値70越え)

「いや、見せられません。」(国語だけ校内順位1桁ですけどね。)

「ん?数学の偏差値81…? はて?偏差値とは…?」

 

などなど、中々に強烈な結果を見せてもらえました。で、ここからが面白いと感じたのですが、彼らは言うわけですよ。

 

「今回良かったからって浮かれてると次に沈むので、この辺にしとかないと。」

 

え?謙虚過ぎるでしょ?良かったものはそのまま「良かった」でいいじゃないですか。

それらの結果は君たちの努力が少しずつ形となって表れてきているという証拠、君たちの努力の方向性が正しいという証拠です。自信をもって「良い結果」と言い切ってください。

 

※これが中学生の場合は、勉強できるヤツ=攻撃対象みたいな不思議なクリーチャーがいたりすることもあるので、塾内や身内だけの方が安全かもしれません。あくまで進学校でのお話です。

 

「良い結果」を人に見られても恥ずかしいことは何もありませんよね?(照れくさいかもしれませんが。)で、その良い結果のイメージを塾内メンバーで共有してほしいですね。

共有することで、努力することが正しいという空気が出来上がってきます。そしてその質が上がれば上がるほど、受験を「チーム同志会」として戦えるようになってきます。

 

受験(テスト)を団体戦の種目のように、チームとして頑張っていける環境。

ともすると孤独で苦しい修行みたいなイメージがつきまとう「勉強」ですが、ウチの教室は高校生になっても「お前何点?よっしゃ!勝った!」やら「うわぁ負けた!お前すげぇな!」やら言いながら、オープンな競争ができる環境です。

 

なお、今回のブログの目標としては「素敵な環境でしょ?」ってアピールしたかったのですが、競争嫌いな方からすれば地獄絵図に違いないな、とここまで書いてから気がつきました。