真剣に取り組む

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像は(私個人の中では至高の)横綱千代の富士です。

こんな筋骨隆々で目力に溢れる力士、多分もう2度とお目にかかれないと思います。

成績に関しては言わずもがな。ウチは塾なので、触れたいのはそこではないのです。

 

最強横綱論争でも頻繁に登場するこの横綱の、勝負に対するこだわり、そのための準備。

いろんなエピソードがありますが、そりゃあ最強横綱の一人に挙げられるわけだと納得できるものばかりです。

 

もともと彼の相撲は豪快な「投げ」が多かったらしいのですが、その代償として怪我、特に肩の脱臼が非常に多かったということです。

その怪我のため取り組みのスタイルを変える必要に迫られ、相手とガッツリぶつかっていくスタイルにモデルチェンジをしました。彼はそのスタイルで勝ち続けるために肉体改造を行った(毎日腕立て500回以上など)らしいです。

 

彼は相撲界における頂点(横綱)ですから、負けは許されない立場。自分に求められているのは圧倒的な強さ。そのために必要なこととして肉体改造を行った。

 

 

で、これをムリヤリ塾の勉強に当てはめるとですね。塾生さんの場合はこんな感じになるんですね。

 

これまではテスト前にサラッと学校のワークを「投げ」出してテキトーに終わらせていた人が、相手(テスト)に打ち勝つためにこれまでとは異なる取り組み(ワーク3周)や追加のテスト対策プリントをこなしてみたり、さらにプレテストのやり直しをして疑問点を質問に来たり等々。 勝利のために必要な自分改造を行っている。

 

そりゃあできるようになるわけですよ。特に、自分に厳しくやっている人ほど急成長しているわけです。

 

この点、保護者様にお伝えさせていただきたいのですが、彼らが家でゴロゴロしているのは、おそらくきっとたぶん、力士に必要な「昼寝」なんだと思います。塾という稽古場で鞭打った体を癒しているだけなんです。彼らは学校という本場所で全力のパフォーマンスを発揮できるように、この日曜日も頑張っています。

「ウチの子、いっつもダラダラしてるわ~」

と思われるかもしれませんが、彼らなりにメリハリをつけているだけだと思われます。

サボり過ぎない程度に生暖かい眼差しで見守っていただけますようお願い申し上げます。