25年度入試から共通テストの科目数が増えるみたいですね。どうも「情報」を科目として課すみたいです。
たしかに、色々な知識を有しているのは大切で、大学生になるんだからそれくらいこなして欲しいという気持ちもわからないではないです。
が、この変更って都会にいる田舎暮らしを知らないお坊ちゃん・お嬢さまが理想論をゴリ押ししているだけじゃないですかね。この変更を推している人たちは公立小・中・高に通ったことがあるのかな?と思わずにはいられないです。
「英語の授業は原則すべて英語で行う」とかいう話も、田舎ではそもそも「英語を話せる英語の先生が存在しない」問題が現在完了進行形でして。りんごは「あっぽー」だよ?という魔境を御存じない方々が「公」教育の変更を議論する不思議。
(※その魔境をご存知で、改革を図っておられるならばその熱量にハットオフです。)
ま、何事もやる前から「ムリムリ」と言っていても始まらないので走りながら考えるのも良いのかもしれません。共通テストの英語や記述でこれだけ引っ掻き回して何事もなかったように話を進める方々からすれば、ほんの数年の受験生と言う名の犠牲者たちは物の数ではないのでしょうから。
せめて「情報」の授業を行うことができる教員(とその財源)を確保してから入試に実装してくれることを祈るばかりです。
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