塾生がタイトルだけ見ると
「ま~た塾長が訳の分からんことを言い始めた。どうせロクなことじゃないよ。」
と思うかもしれません。だいたい当たりです。以前から中学生コースでは何度も同じ内容を伝えてきています。それでも、つい「わからん。教えて。」は出てくるものです。
もちろん、塾と言う商売ですから解説するのは当たり前なのですが、いくらなんでも
「こういうのはダメでしょ?」というシリーズがあります。
数学の文章題で定番の食塩水を混ぜる問題を例にして説明します。
・「食塩水A、Bの質量をXg、Ygとする」これさえも書いてこないで「教えて」
とか言い始めるよちよち歩きレベルのハイパー甘えん坊さん。
・たかだか5行程度の問題文を全く読まずにやってきて「問題が何言ってるか分からん」
とか言ってきてしまう、こちらからすると「君が何を言ってるか分からんよ?」という
レベルの宇宙系。
(同志会では「3行理論」と呼んでいますが、こういう宇宙系の方は問題文が2行を超えると自分では問題文を読みません。または、何行かある問題文のうち任意の2行だけを読んで自分の思ったことを書くゲームを始めるため、こちらの想像の斜め上どころか成層圏を突破するレベルの質問を持ってきます。食塩水の質量を求めるはずなのに、「先生、この食塩水っておいしいんですか?しょっぱくないですか?」など、過去には木星に到達するレベルの謎質問もありました。)
質問というのは
・自分はこういう風に考えて、こういう式を立てた。けれど、解答とはやり方が違った。
自分のやり方ではダメなのか?
・解答の式を見たら、式のこの部分が何を意味しているかがわからない。この部分の
意味を教えてほしい。
といった形式で持ってきてください。言いかえると、自分でやれるだけのことはやってみてから持ってきてください、ということです。(まれに解説がついていない問題があったりするので、その時はまず問題文をすべて読んでから質問に来てくださいね。)
授業や自習会でも何百回も言ってきていますが、それでも自分では1文字も書くことなく、解説を読むこともなく、「わからん。教えて。」と持ってきてしまう人もいます。
それでは何も身につかないので、彼らには
「解説を読んで、そこに書いてある式の計算を自分でやってみて、それでも分からなかったら持っておいで。」
と言っています。で、その後もう1度質問に来る割合は1%にも満たないんですね。
いや、あのね。「どんだけ手ぬきしたいねん⁉」
「ちょっと解説を読めばわかるけど、面倒くさいから塾長に答えを聞こう」なんてホントに月謝のムダだからやめましょう。
新しい単元に関しては必ず授業で説明した内容しか宿題に出していないのですから、やり方が分からなければ授業のノートをまず見直してください。そっくりな問題をやっていますから。
「これを読んでからだと質問に行きにくいなぁ」と感じるかもしれませんが、
自力で挑戦する→解説を読む
この2ステップを踏んで分からなければ速やかに質問に来てください。それは君が悪いのではなく、理解できなくなるような授業を行った竹内が悪いのですから。
※授業中に注意されるような人は別ですよ。授業中に真面目に参加していることが条件です。「自称まじめにやっている」という心を無にする修行をしている人は論外ですよ?
ちょうど1か月後には中学生も高校生も今年度最初の定期テストがやってきます。教室的にはテスト範囲の学習は終わっていますから、ここからはどれだけ精度を高められるかという練習です。甘えることなく練習し、良い結果を出して同志会の教室内で快適なポジションを獲得しましょう。
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