今回は「勉強しなさい」「努力しなさい」「頑張りなさい」と言われ続ける人のための
内容です。
どうしてそんなことを言われるのか。単純です。相手からすれば「勉強していない」「努力していない」「頑張っていない」と思われているからです。(以下、「やっていない」とまとめて表現します。)
こういう「やっていない」人たちに関しては2種類に大別されます。
パターン① 自分でも「やっていない」という自覚がある人
こういう人たちは自覚があるため、こちらから声掛けすると驚くほどスムーズに指示を
守ってくれることが多いです。「あぁ、やっぱりバレたか。やるしかないな。」くらいの
気持ちが見えてきます。
パターン② 自分では「やっている」と思っている人
たちが悪いのはこちらの人たちです。自分では「やっている」つもりなのに、相手から
「やっていない」と言われるため、自分を否定されたような感覚とともに、相手に対する反発心を持つことが多いです。(これが親子間で発生するとバトルは不可避です。)
では、どうしてこの意識の違いが発生するのか。自分では「やっているつもり」の子供は
確かに机付近にいて、だいたいは着席もしています。が、とにかくペンは動きません。
動くときと言えば、ペン回しか分解・組み立ての無限ループです。それが終われば
筆箱の大掃除。その合間にチラっと教科書やワークを眺める。それを写経のごとくノートに書く。2~3行書くと、「はあぁ~、今日もよく勉強したな。」とばかり席を立ちます。
大人サイドからすれば、「君はいったい何やってるの?」という話ですが、彼らは勉強したつもりです。これが勉強だと思っています。とにかく時間が経つまで席にいることが
彼らの全てです。ともすれば、心を無にして悟りを開くレベルで中空を眺め座っていることもあります。
当然、試験の結果はひどいものです。そこで彼らは「自分は努力したのに結果が悪い。
自分は頭が悪いんだ。点数がイイ人は頭がイイからだ。」という謎理論を展開します。
同志会に通い始めてすぐの人の中には、チラホラこういう人もいます。そういう人は
正直、めちゃくちゃ目立ってます。他の学年から「あの子、大丈夫?何もやってないけど。課題終わるの?」とか心配されたりもしています。
もうすぐ学年末テストですが、周りの人たちがワークやプリント、確認テストをやっているのに、自分だけな~んにもやってない君。まず、学校の課題を音速で完了させてから
同志会の課題もクリアしてください。座ってるだけでは「努力してる」ことにはならないからね。
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