大学入試

一応来年度入試から強行される新大学入試ですが、案の定といいますか、問題点だらけで

記述式を「延期」する運びになりました。

 

が、「延期」ということはいずれ実装されるということです。

 

いずれは採点にはAIが導入され、公平性を担保するなどおめでたい話も上がっていましたが、あくまで「1次予選」的なポジションであるセンター試験の後継である共通テストで

無理に「論理性」を判断するためにAIを導入することが果たして必要なことなんでしょうか。論理性やら思考過程を判断する試験というのは各大学が2次試験で問題作成をしており、各大学でふるいにかけるという今のスタイルで何が問題なのでしょうか。

 

これだけ当事者である学生たちを振り回しておいて、そのことに関しての謝罪はろくにない、まさに政治家の鏡としか表現のしようがない方々は、これでも「自分が大学入試制度改革を行った」という実績に目がくらんでいるのでしょうか。

 

現場の声を無視して行う「改革」とやらが成功するビジョンが全くうかびません。

現高2世代の方々にこれ以上の迷惑をかける前に、潔く撤回するのも政治家としての器量

ではないかと思うのは、私だけでしょうかね。それはそれで批判があるのでしょうが。