中学生の通常授業コースを受講していただいている全生徒に「テスト対策2セット」の
やり方に関する案内を配布しました。
入塾直後は指示通りにこなしていた人も、ある程度成績が上がってくると
「あれ?オレ(ワタシ)って結構勉強できるんじゃね?
プリントとかやるよりも自分の勉強やった方がいいんじゃね?
プリントはテキトーでいいか。」
という盛大な勘違いをする人がチラホラ出てきているのが現状です。
結論から申し上げますと、「自分の勉強」とやらが許されるのは常に3番以内を
キープできる人だけです。
これまで1000人弱しかお会いしてないのでデータとしては弱いですが、
「自分流の勉強」を主張して成功したのは学年1位常連の生徒さんたちだけでした。
その他の生徒さんに「自分流」をやってもらうと、ほぼ確実に勉強する「ポーズ」を
延々と繰り返すだけでした。(テスト週間にノートまとめた、とか、遺伝の「メンデル」のフルネーム覚えた、とか。ムダ以外なにものでもない。)
今日の授業中に配布したプリントには過激な言葉で「やり方」を書いてありますが、
やれば結果が出ることは君たちがこれまでに証明してくれています。
「もっと難しい問題をやらないと1番になれない」
そう思う気持ちは非常によくわかります。が、1番の生徒さんは(と言うか上位陣全員)
とにかくミスがない。この一言に尽きます。基礎・基本をおろそかにしません。
言葉は悪いですが、中途半端な上位の人ほど「難問」に固執します。
難問が1つ解けてもせいぜい4~5点です。基本問題で2つも3つも落としていたら
6~9点消えるので何の意味もありません。意味がないどころか、総合得点としては
マイナスです。
定期テストは「基本的に教科書とワークのレベル、一部に応用的な問題が入っている」
のが一般的です。
したがって、5科目で400点にいかない場合、確実に基礎知識が不足しています。
演習2セットだるいなぁ、と思うかもしれませんが、まずは基本を完璧にしてください。
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