中学生の数学で点数を上げる方法です。1学期の時点で点数が低い場合、ほぼ確実に
計算練習が不足しています。
共通点として正確性・スピードのいずれも足りないにも関わらず、本人は
「もうちょっと時間があればできた」とか、「ちょっとミスっただけ」とか
激しい勘違いをしています。
酷い場合は前学年までの計算の仕組みを理解していない場合があります。
したがって、適切な指導者の下で実際に計算過程をチェックしてもらう必要があります。
実際問題として、学年の平均点前後の生徒さんであれば、なにかしら間違った手順を
踏んでいることがほとんどです。
入塾や体験の面談でよく話題に上がる「うちの子、文章題が苦手で…」
というアレですが、そもそも文章題に挑戦する段階ではない可能性もありますからね。
計算問題がほぼ完ぺきに解ける生徒さんは、文章題でもある程度は戦えます。
例えば、文章題の(1)(2)はできたけれど、(3)はできなかった、というパターンですね。
こういう生徒さんは文章題中心で練習すればOKです。要するに(3)の問題形式に
慣れる練習をすればいいのですから。
しかし、(1)からできていない生徒さんは文章題以前の問題です。計算の基礎から
やる必要があります。
急にこんな内容を書き始めたのは、知り合いから
「息子の前期テスト(数学)が壊滅的だったから、アドバイスをくれ」
という電話があったからなのですが、電話を切ってから冷静に考えてみると
ウチの夏期講習に誘っておけばよかったのかもしれません。
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