なつかしい話

点数の取り方編は、また次回以降にアップします。急ぎの1・2年生は直接

聞きに来てください。

 

友人と話していて、ふとしたことから高校の入学式の話になりました。

母校の入学式が面白かったので、紹介させてもらいます。

 

「田舎の(自称)進学校の校長先生の話なんて、ダルいんだろうなぁ。

 早く入学式が終わらないかなぁ。」

などと寝ぼけていた新入生に対する校長先生のお言葉が強烈でした。

 

「新入生諸君、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。」

 

「新入生の君たちは、我が校へ合格したという、実力のある、やればできる

 集団であると言えます。」

(このあと、プチ拍手と少しの間がありました。)

 

「だが、しかし! 所詮その程度だ!! 真に力ある者はこんな田舎でくすぶっては

 いない! 諸君!今一度、自分の立場をわきまえ、やりたまえ! 以上。」

(一瞬の静寂の後、新入生側の並びから新品のスリッパが飛びました。)

 

小学校~大学、就職において、この学校長挨拶を超えるインパクトに遭遇したことが

ありません。一体どういう思考過程を経て、わずか2分程度の挨拶でここまでの

インパクトを与えるフレーズを導き出したのか、実に興味深い内容でした。