「チャレンジ」という本・・・

今年も中3生が

「先生~、これって買った方がいいの?」

と言って封筒を持ってきたので、ほぼ例年通り

「買うかわりに好きな映画でも見ておいで。」

と、返事をしました。

同志会では○ゼミや河○塾、○台、木がいっぱい生えている塾などなど、

自習に使用するテキストに関しては大体どこのものでもOKとしています。

が、この本は数少ないNGなんです。理由は複数あります。

 

① まともな解説がついていない

はっきり言って今のご時世に何故こんな昭和の遺物臭ただよう、ほとんど解説もない

ような問題集が販売されているか分からない。しかも中身の確認もできない。

ついうっかり先生方の言葉に乗せられて購入してからでは手遅れ。

5教科に関するものであれば、オススメ問題集はいつでもご紹介いたします。

 

② 問題選別の基準が理解不能。

「単元別に集めました」みたいな構成ですが、偏差値30後半の入試問題と60後半の

入試問題を同じ枠で並べてあるのは完全に罠でしょう。

生徒からすれば不安になるだけです。

 

③ それなりのお値段。

買い物をするときに、「その金額に見合うだけの価値があるか否か」ということは

大きなポイントかと思います。これくらいの金額を出すならば、市販でもっと

オススメの問題集はいくらでもあります。

 

などなど、かなり辛辣な批判コメントですが、怖いもの見たさ的な何かで購入するのも

アリかもしれません。蓼食う虫も好き好きなんて言葉もありますからね。