「やるべきこと」をやっていますか?

以前から何度もテーマにあがっていると思われる内容ですが、今回は

かなり厳しい表現が含まれています。

 

だいたい、テストが終わると

「今回は良かった。点数上がった。」

「ダメだった。順位が下がった。」

といった話が友達同士で行われると思います。

ここで、「点数上がった。」「順位上がった。」の人たちは努力の成果が

目に見えて分かり、喜んでいることでしょう。その点は素直に喜んでいいと思います。

もちろん、間違えたところは「何を、なぜ間違えたのか」を考え、復習することが

必要ですが。

 

問題となるのは、「ダメだった」人たちのテスト後の行動です。

この先の文章はかなり毒舌かもしれません。)

 

まず、テスト結果が良くなかったことには必ず原因があります

そもそも、公立中学の定期テストレベルなど、タカが知れています

(はい、いきなり暴言ですかねー。)

学校の先生方も、平均点がおおよそ60点前後になるように作成しているはずですから、

それほど「難しい問題」ばかり並ぶ訳がないのです。もちろん、2つ3つ難問が

出題されることはありますよ。でもね、それらが空欄でも、他の問題を完答していれば

80点を切ることはほぼありえない訳です。(3年生の学年末は例外がありますが。)

 

それにも関わらず、「今回のテストは難しかったー」なんて寝言を言い続ける人

はっきり言って自分の勉強不足」を棚に上げて言い訳しているだけです。

 

もし、万が一同志会の教室での演習で一度も見たことがないような超難問ばかりで

構成されたテストに遭遇した場合、それは「同志会の責任」であって、君たちは

何一つ悪いところはないので、「塾が悪い。」と思う存分罵ってもらって結構です。

 

ですが、テストまでに「この内容をやるように」と、提出期日を定めて渡した課題を

ほんの一部だけやって(しかも1回解いただけ)終了し、

「やったのに成績が上がらない。順位が落ちた。」というのはおかしな話です。

 

ウチの教室は魔法使いでも何でもない、普通の進学塾です。1回やればテストで

高得点が取れる不思議なテキストなんてありません。

 

一部の天才を除き、成績上位者たちは当たり前のように反復演習を積んでいます

かれらの努力をたたえることもせず、「○○は頭いいよなー」なんてことを言うのは

努力しているかれらに対して失礼です。

 

自分より上位の人間が、自分より多くの努力をしている。結果、差は開く一方である。

誰にでも分かる当然の結果ですよね。

 

人のことを「頭がイイ」などと言っているヒマがあるならば、努力をしてほしい。

「忙しくて宿題をやる暇がない」なんて言いながら、スマホいじってネトゲ・ライン

やってる場合じゃないんです。

一年365日、一日中遊びほうけていて、チョロチョロっと宿題をやる程度で上位に

なれるはずがない。そんなことは小学校低学年でも分かるでしょう。

 

なお、「ボク(ワタシ)がんばってるもん」という人は多数いますが、そういった

人たちに「では、何を何ページ(何回)解いた?疑問点は質問した?」と聞くと、

大体答えられません。理由は単純です。そういった人たちは

「単に勉強したフリをして、着席していただけ」だからです。

もっときつく言えば勉強していないんです。他の人より上に行こうと思うのならば、

他の人よりたくさん練習して知識を身につけるしかありません。

 

授業中に注意を受けて、「自分はちゃんとやっている」なんて言う人は

こちらから見ていると99%意識が遠隔地に飛んでいるから注意をしているのです。

くだらない言い訳をしているヒマがあるならば、すみやかに問題に取り組むべきです。

ボケーっとしている人と、問題を解こうと考えている人の区別くらいはつきます。

 

ただ、一人でやり続けるのは気持ちが続かないこともあるでしょう。そんな時は

同志会に来て、私にグチグチ言って、甘いものでも食べてストレス発散してください。

勉強のやり方が分からないなら、行動計画表をそれぞれ作成します。

せっかく高い月謝払って来てくれているのだから、有効活用してくださいな。

 

※書いていて気がつきましたが、ウチの方針って某ダイエットの会社に

似てるみたいですね。