数字のマジック

昨日の中2コースの授業で、生徒たちから面白い話を聞きました。

「せんせー、『ビリギャル』って知ってる?」

「学校でね、先生がすごく感動したとか言ってたよ。」

「なんか、すごい大学に受かったって話だよね?」

などなど、いろいろ語ってくれました。

ウチの塾生たちも詳しい内容を知らずに、人から伝えられるままに

「スゴイこと」

と、鵜呑みにしている様子でした。

確かに難関大学に合格された事実は大したものだと思います。並々ならぬ努力の

成果だとは思います。

ただ、実際のところ、そのモデルとなった生徒さんは有名私立中学受験を突破されて

いる、(元?)エリートであることを御存知でしょうか。


また、

「○○の行ってる塾で30点上がったんだって。すごいよねー。」

なども聞きました。

実際、その生徒さんの頑張りは素晴らしいと思います。他人の頑張りをほめられる

君たちは素晴らしいと思います。


ただ、もう少し気づいて欲しいことがあります。

君たちはどう頑張ってもそんなに上がらない理由があります。簡単ですよね?

なぜなら、君たちは80点以上取っているのだから。

中には「28点上がったぜ!」と喜んでいる生徒さんもいましたが、彼もやはり

次回からはそんなに上がらないわけです。


期末テストの得点を見て、塾にドナドナ~ってされそうになっている中学生、

またその保護者様、いろいろな視点から数字を判断していただきたいと思います。